reCAPTCHA v2とv3の違い

結論

殆どの場合においてreCAPTCHA v2でいい。reCAPTCHA v3では目視確認するオペレーターが事実上必須となる。

細かい処理の比較

reCAPTCHA v2

  1. reCAPTCHA v2を設置したページをユーザーが開くと画像認識クイズが出題される。
  2. クイズのトークンがフォームに埋め込まれる。
  3. ユーザーがフォーム送信すると、POSTによってトークンがバックエンドに渡る。
  4. バックエンドがトークンをGoogleに問い合わせると、ユーザーがクイズをクリアしたかどうかわかる。
  5. クイズがクリアされていれば処理を続行し、クイズがクリアされていなかったら入力画面に戻すなどする。

reCAPTCHA v3

  1. reCAPTCHA v3設置したページをユーザーが開くと、勝手に人間らしさのスコアが算出される。
  2. スコアのトークンをプログラマの好きな方法でバックエンドに渡す。 (やり方は指定されていないし、どう実装してもいいが、結局大抵はフォームに埋め込んでPOSTになると思われる。)
  3. バックエンドがトークンをGoogleに問い合わせると、スコアがわかる。
  4. スコアが高いなら処理を続行し、スコアが低いなら処理を保留するなどする。 (スコアが低い時の処理はどう実装してもいいが、ブログコメント等を一旦非表示にしておき、後からオペレーターが確認して問題なければ表示するとかになるだろう。)

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